2015年12月12日土曜日

世界平和


 

この世に完全無欠な人、欠点の無い人なんていないよね。人は誰でもそれぞれ長所・短所を持って精一杯生きようとしているのさ。だから、他人と比較して、自分が劣っているとか優れているとか決めるのは意味ないのさ。同時に、自分の考えや思想にそぐわない人を退けたり、糾弾したり、決めつけたりすることも無意味だと思う。それをすると、孤立と争いを助長するだけになってしまうから。

この世を構成している「足りない」人々がお互いに補い合って、助け合い、少しでも暮らしやすい世の中を作るような努力をすれば、そういう人たちの周りは友愛と信頼が生まれるのと違うだろうか?そしてそこに心のなごみが生まれ、「平和」のポケットが出来るだろう。

こういう風に考えれば、世界平和なんて簡単に実現できるよね。要は他人の価値観や考えを裁かず、金子みすずのように「みんな違ってみんな良い」と、あるがままに受け入れれば、あなたは世界の平和大使だよ。あなたの行くところに平和が生まれるのさ。

大切なのは「思いやり」と「分かち合い」だろう。私たちみたいに先進国でなに不自由のない生活をしている人々は少し生活を切り詰めて、途上国で貧困の為まともな生活や教育を受けられない人々の為に何かできるか考えようよ。それで思い出すのは昨年ノーベル平和賞を取ったマララさんの言葉:「世界で使っている戦費の8日分で、世界中の女性が一年間教育を受けられる」ということ。教育は人に希望と夢をもたらすのさ。だから、何にも増して大切だよね、特に女性にとってはね。

もう殺し合いは止めようよ。憎しみもテロも止めようよ。世界中の若い人たちに「生き甲斐」をもたせ、職を創りだし、それぞれが脅かされずに生きていける世界を作り出そうよ。案外簡単だよ。やろうよ。皆でその気になればね。

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