2014年12月30日火曜日

年の瀬に思うこと


 今年は様々なことが起こった。そして、2014年もいよいよ終わりだ。もうすぐ年が明け、我々は新しい覚悟と信念を持ってやるべきことをやり、言うべきことを言わねばならない。

 今年で一番記憶に残るのは、生まれ変わった2050だ。旧来の運営方針を捨て、新しい人達の感覚と経験に基づき、新生を期し、ようやくその活動に自信がついてきた。次は自民・公明内閣による急な衆議院解散と選挙、そしてその結果としての投票率と人々の期待感や失望感、次々と起こる異常気象・天変地異とそれらのもたらす人や財産に対する損害、相も変わらぬ国を挙げての「お金」への執着、考えることは他人(ひと)任せの国民性、政治家や官僚の「その場限り」の対応等、数えだすと限りがない。従って、年末はゆっくりと日本と世界の将来を案ずる時間を持ち、対策を練ろうかと思う次第である。

 ごまめの歯ぎしりで、いくら我々が喚いても大部分の人は、「わが道を行く」とか「俺が、俺が・・・」と聞く耳を持つまい。そして、日本は、世界は、静かに終末に向けて歩を進めて行くだろう。でも、2050は諦めない。やるべきことと言うべきことは実行し、心ある人々と共に世直しをするつもりだ。ただ一つ、神様にお願いしたいことがある。それは、今度の選挙の結果を盾にとって、国民から白紙委任状を頂いたとて、政治家が好き勝手な政策を国民に押し付けることが無いようにと言うお願いだ。首相が選挙の争点にしたのは「アベノミクス」であり、憲法改正ではない。原発再稼働でもない。集団的自衛権でも、近隣諸国とのお付き合いの方法でもない。もう一つ、付け加えたいのは、首相の一言一句が、政治指導者たちのちょっとした行動が、日本の行方を左右するということだ。彼らが靖国神社の参拝を続ければ,そして、靖国神社が戦犯の霊を分祀しない限り、どのような弁明をしようと、日本は右傾化していると解釈される。一国の宰相や、国民の安寧に責任を持つ政治家として、50年~100年先を見据えたビジョンに基づく慎重な言動を期待する次第である。

 来る年は、2050からのメッセージが皆さんに沢山届くことになると、会員の皆様にはご覚悟願う次第である。事務局は地球の行く末に危機感を持って国民の皆様の啓発に心がけるつもりである。「またか、うるさいな」と片づけず、一読して頂いて、少しでも共感するところがあったら周りの人たちと共有し、討論して頂きたい。それが、地球の将来を守る第一歩だからだ。

 次にお願いするのは、額の多少に関わりなく、自分の出来る範囲内で私たちの活動の為の拠金・募金活動にご協力をと言うお願いである。一番安いのは毎日コンピューターを開いたら、必ず、2050のホームページを見て頂いて、なにか新しいことを画策しているのかと検索して頂く事と、コスモ石油の(http://www.cosmo-oil.co.jp/kankyo/charity/index.html)を開いて頂いて、
コスモ石油エコカード基金の支援によるプロジェクトの中から「シルクロード緑化」をクリックしていただくことだ。すると、あなたに代わって、エコカード基金が1円献金してくれる。

 資金の豊富な方々には、シルクロード緑化プロジェクトの目的達成のために必要な投資をお願いしたい(乞2050のホームページ参照)。それほど裕福では無い方々には、世の中から不公平と貧困をなくし、環境を保全するために、年6,00010,000円程度の出費を、支援をお願いしたい。皆様からの支援によって多くの貧困女性が、子どもたちが、人並みの生活を夢見ることが出来るようになるし、大気中の二酸化炭素を軽減し、次の世代の人々が安心して住める地球を築くことに貢献できるようになるのだ。

 さあ、みんなで築こう健康で安全な世界。そして、皆でにこにこと暮らそう。