2014年2月24日月曜日

大気超温熱化 4


このような存亡の危機に生まれ合わせた私たち。皆で力を合わせてこの掛け替えのない地球を守らなければなりません。これから成人する若人たち、お母さん方、「功なり名を遂げた」シニアたち。皆で危機感をもって大気超温熱化に対処いたしましょう。今、私たちに何にも増して求められるのは、MISSION(使命感), PASSION(情熱)それからCOMPASSION(他の生命に対する思いやり)です。

現代に生を受け、生活を享受している人たちに求められるのは使命感。自分が一生の間に達成すべき使命を持つことです。そして、それは情熱をもって地球温暖化を止め、この地球の将来を守ることです。何も学ぶことも許されず、貧困に苦しみ、学校に行きたくても行けず、生きのびるためだけに必死な人たちや物言えぬ動物たちに思いやりをかけ、手を差し伸べることです。言い換えると、私たち一人ひとりに求められるものは、思いやりを持とう、先見性を持とう、子どもや孫の将来のことを考えよう、国際性を持とうということではないでしょうか?自分は今幸せだと感じることができるなら、世界の片隅で苦吟している人々に手をさし伸ばしましょう。是非これから50年先の世界の在り方を考えてください。そして、次の世代が安心して住める社会のために行動を起こしてください。その行動はなんでも良いのです。あなたにできることを「責任をもって」やることです。他人に言われてやるのではない、自ら手を上げ、皆のために汗をかき、奉仕するのです。日本に住み、ぬくぬくと何の心配もせず、他国の気の毒な人たちに思いやりをかけることの少ないのが私たちです。世界を救うお金なんかないというなかれ。お金はあるのです。金と頭は使いようで決まるのです。今年の26日に採択された補正予算を見ればそれは一目瞭然です。

 企業に奉職する人はそれぞれ利潤の最大化のためにこき使われるでしょう。でも、どうすれば限りある地球資源やエネルギーを無駄にせず、企業と社会がウイン・ウインの関係で栄えていけるかということに知恵を絞ってください。

 日本で一番簡単にでき、安全なのは地熱発電です。太陽光・太陽熱発電です。政治家と官僚には原発再稼働や原発輸出を口にする前に、太陽光とか地熱発電を推進して欲しいのです。今何をしても多額の投資が必要です。同じ投資でしたら、将来に禍根を残さないエネルギー開発に投資を振り向けようではないですか? 今の世界は金融危機、就職難、企業の破産等で揺れに揺れています。同時に、人々は財産や健康を守ることに必死になっています。そのため、人々の心は「大気超温熱化」になかなか向きません。でも、これらの問題はいとも簡単に解決できるのです。官僚と政治家がその気になりさえすればできるのです。私たちがいま動けば、環境問題、特に、大気温暖化・異常気象、国際紛争、絶えざる戦争の脅威、食糧不足、エネルギー問題などは解決できるのです。でも、私たちが無関心ですと、問題は無くなりません。厳然として存在し、私たちと私達の後に続く世代の安全と平和を脅かし続けるでしょう。こうした地球規模の問題は、私達の「いのち」に関わる問題なのです。私達の脳裏から消し去るわけにはいきません。私たちがこれらの自分たちでつくり出した問題を処理しなければならないのです。

昨年9月に国連のIPCCは6年ぶりに第5次報告を発表しました。それを受けてCOP1911月に開催され、今後の取り組みを協議しました。第5次報告では、現在の温暖化の原因は人間の活動によるものだとはっきりと指摘しています。そして、日本政府は2020年のCO2削減目標について、2005年比で3.8%減とすることを発表しました。それは、今までの削減目標より大幅に低く、多くの国々から批判を頂き、信頼と面目を失うことになりました。

上述したように、私たち国民はこれらの問題を「お上」の問題として政治家や官僚に丸投げしておくわけにはいきません。私たちは脱化石、脱原発によるエネルギー確保を目指して、私たちの希望をはっきりと示し、子どもたちの将来を安全なものとしなければなりませんし、私たちはそのためには多少の犠牲も覚悟しなければなりません。自分たちと子どもの将来を100%保障するためです。そして、日本が国際社会で頼りにされ、平和構築のリーダーとなるためです。

さあ、皆さん、よく考えて、周りの人たちと討論してください。最善と思われ

る行動を個人個人で選んで下さるようにお願いします。そして悔いを千載に残さぬよう、一生の終わりになって満足して天国に行けるよう、今日から生活と活動を改めましょう。

              終わり

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