2015年4月4日土曜日

天皇・皇后両陛下慰霊の旅

 49日には天皇・皇后両陛下におかれては、パラオ ペリリュー島に赴かれ、第二次大戦で命を落とされた日米の戦没者の為に哀悼の辞を捧げられる。これは両陛下の常にお持ちの心持ちの現れである。更に、両陛下は東日本大震災の被災者や犠牲者に対して常に哀悼のお言葉を賜り、両陛下が、戦争や大震災・天変地異の被害者の方々においたわりの心を絶えずお持ちであり、戦争の痛ましさ、悲惨さを繰り返すことなく、平和が何物にもまして重要かとお考えの表れである。

このお気持ちは国民全部で共有されるべきではなかろうか?

 これに引き換え、一般の国民はこのような悲惨な経験を強いることになる戦争や大災害に関して何を考え、どのような対策を取ろうとしているのだろうか?正直言って何も考えず、自分たちの生活だけに意識を集中している人が殆どではなかろうか?「そんなこと言ったって、この俺に何が出来るんだ!」と反論する人が多数だろう。そして、自分や子・孫の将来を決めることは政治家や官僚に任せておけばよいと責任逃れだ。一方、首相や一部の政治家は、今までのブレーキのかかった政治体制を「改善」し、出来れば憲法を改革し、様々な悲哀が生ずる原因を作りだすことを厭わない。更に、経済活性化の為には原発は再開し、輸出して日本の再生を図ろうと勇ましい。

 世間に様々な意見を偏らずに伝え、国民に考える種を与え、正しい行動を起こさせる役目を持っているはずの「メディア」は何をしているのだろう?彼らが専心しているのは「揚げ足取り」か、問題の本質から目をそらさせるような論評である。実に悲しい。

 どうだろう皆さん、天皇・皇后両陛下のお考えを真摯に受け止め、両陛下のお心をわが心として、ほんとうに我々は憲法改正を試みるのか、若い人たちが戦場で彼らの命を散らすような状態を作り出すのか、そして、広島、長崎、福島で経験した悲劇や悲しみを繰り返す可能性を、日本のみならず世界中で作り出していくのか、よく考える必要があるのではないだろうか?私たちは、悔を千載に残すことの無いように、一人ひとりがこれらの問題に立ち向かうべきだろう。

 

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