2014年1月10日金曜日

大気超温熱化 1


最近では朝おきてテレビのスイッチを入れると、まず耳に飛び込んでくるのは、世界各地で起きている「異常気象」のニュースと言っても言い過ぎではないと思います。日本でも、大雨、がけ崩れ、突風、竜巻、大雪、等一年中話題と悲しみを提供してくれています。

今や春、夏、秋、冬と言った温帯での季節感がすっかりなくなり、暑すぎたり、寒すぎたり、降りすぎたり、全然降らなかったりというような状態が当たり前となっています。

こういう気象状態、すなわち、異常気象を引き起こしているのが「大気温暖化」現象です。それが今や地球上の全生命の安全を脅かしています。そして、この大気温暖化の原因は「私たちの生活と経済活動」に他ならないのです。私たちの考え方と行動が原因です。ですから、大気温暖化を防止し、人間の生活を昔のように安穏なものにするためには、そして私たちの子や孫の生命が安全であるためには、私たちが現在の行動様式と考え方を根本的に改めなければなりません。

一言で言いますと、大気温暖化とは私たちが化石燃料をふんだんに使っていることによります。その消費量は増え続け、その消費のもたらす悪影響は今や大気温暖化などという生易しいものではなく「大気超温熱化」と呼んでも良いほどのものになっているのではないでしょうか?

 大気温暖化とは異常気象・熱波・気候変動・旱魃・淡水不足・大洪水・海水位上昇・氷山、氷河の融解、それらの結果として穀物不作・穀物価格高騰・飢饉、生物種絶滅などを意味し、これらが具体化しつつあることを意味します。

 国際社会では、国連の政府間気候変動パネルとアメリカ元副大統領のアル・ゴア氏はこの問題を取り上げ、世界中の人々に訴え、2007年度のノーベル平和賞を授与されています。

世界中のマスコミがこの問題を取り上げ、心ある学者たちから地球の将来にかんする警告が発せられているのに、我々日本国民は何をしてきたのでしょうか?

我々は何も考え、なにもしていないのではないでしょうか? 誰かが問題解決をしてくれると思い込んでいるのでしょうか?日本の国民は、サマータイムはいや、風力発電は見た目が悪いからいや、地熱発電は温泉が止まるからいや、生活を切り詰めるなんてとんでもないなどと考えているみたいです。政治家はCO2を排出しない原発を推進すれば良いではないかと、目先の利便確保にのみ必死です。みんな自分勝手で、後に続く若い人たちのことなんか考えていないように思えます。

地球上の全生命、特に自分の命は、そして、自分の家族の命は自分で守らなくては!と思うのですが、貴方はいかがでしょうか?

 

 

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