この世の中、どんな人生を送るのか?何を目的として生きていくのか?
それが何であろうと、先ず心がけならないことは「心身ともに健康で、病気にならないこと」ではなかろうか?若いうちは、ともすると、自分が病気になるとか、死ぬとかについては余り考えず、心の命ずるままに食べ、飲み、活動し、精いっぱい生きていこうとする。そして、「健康管理」などということは心の片隅に追いやられているのでなかろうか?でも、人間、常に健康で元気でなければ何も成就出来ないのは明白の理である。無茶な生き方をしていれば、時を経ずして必ず病気になる。そして、それは時として「ガン」であったり、成人病と呼ばれる糖尿病や心臓まひであったりする。ガンなどの病気となると、普通の人は慌てて病院に駆けつけ、手術、化学療法、放射線治療、などと現代医学のお世話になるのが普通である。しばらくすると、医師から「はい、あなたの体内からガン細胞が消えました」という御託宣を頂く。しかしながら、非常に多くの場合、同時にあなたの免疫力・自然治癒力そのものが一連の対ガン治療で低下し、その御託宣の後間もなくこの世におさらばというケースが多い。
こう考えると、私たちは「生き方=健康管理」に対する認識を根本的に変える必要があることに思い至る。つまり、あなたが生きていく上で、どう生きていくのか、どうすればいつでも健康で、活動的でいられるかということを普段から考え、お医者さんや薬品のお世話にならずに済むかという「すべ」を身につけなければならないということである。
人が健康に生きていく上で留意しなければならないことは、少なくとも三つある。その一は、何をどうやって食べるかということである。その二は、普段どの様な「心がけ」で生活をしていくかということ、第三は身体を動かす努力をすることである。
こう並び立てると、案外簡単だなと思われるかも知れないが、実行となると迷いが出たり、「理性」や「科学的知見」が働いたり、執着や他人の意見に振り回されたりされ勝ちである。
先ず第一番目の食事について考えてみよう。私たちが毎日食べるものが生きて行くうえで不可欠であり、食べたものが体質や気質を形づくっていくことに関しては議論の余地はないであろう。つまり、お菓子や果物など甘いものや、水っぽいものが好きな人はいつの間にかぶくぶくと肥って、どちらかと言えば、ニコニコとしている。その反対に、肉類が好きな人は固太りで、非常に活動的であると同時に直情決行型の人が多い。そして多くの人は、肉類が好き、甘いものも好き、アルコール類もよく飲む、そして、健康維持のための乳製品や薬品類も多用している。つまり、現代人は心の命ずるままに飲み、かつ、食らいて老いていく。そして、引退の時期になると、アルツハイマーやパーキンソンなどという厄介な病と直面せざるを得なくなり、他人様のお世話になって余生を送る破目になる。これは自分が夢に描いた「楽しい人生」であろうか、それとも、無意識に楽しく過ごした日々の結果が「悲劇」として終わるのであろうか? この選択はあなた自身が手遅れになる前にしなければならない。
健康に生きようと思ったらそのための決意と努力が必要である。でもこれは大げさなことではない。一言でいえば、飲食に関しては必要な知識を仕入れ、生活を「ほどほど」にということにつきる。
日本という土地で生まれ、そこで、健康で満ち足りた生活を志すのなら、先ず私たちの食生活において、口に入れるものは、住んでいる場所(日本)で生産された「旬」のものと言うことである。そして、これは、パイナップルやバナナは食べない、冬にはナス、トマトやキュウリなど夏の野菜は頂かないということを意味する。そして、生産され、販売されている食品は無農薬、有機農法によるものが望ましい。主食は出来る限り、精白されない全粒の穀物、つまり、玄米、が最も望ましい。味噌や醤油は有機、国産の大豆を使って時間をかけて熟成されたものを選ぶ。大根やニンジンは根の部分だけではなく、葉の部分も頂くことが推奨される。工場で生産され、添加物だらけの食品、白砂糖を多用したケーキ類、動物性蛋白やアルコールの摂取はなるたけ減らす、食事に際しては腹いっぱい食べず、お腹が満腹する前の80%位でやめておく、口に入れた食物は、最低50回くらいは噛むと言ったことを実行すれば健康と長生きは約束される。つまり、日常の生活においては贅沢な食事をせず、栄養価の高いものだけを食べず、全てほどほどに、質素に食べようということである。当然のことながら、ファストフッドやジャンクフッドは避けた方がよい。
NPO2050の中国代表をしている孫若恒教授は今年97歳になる。彼は我々と共に山に登り、植林をし、現地の農民たちを指導しているバリバリの現役の方である。彼の食生活は「少食、質素、良く噛む」ことに徹していて、病気知らずである。
私たち人間は宇宙や自然環境からのエネルギーなどの影響を受けて生きている。これらに関しては余り選択の余地はなく、人間が選べるのは「何を毎日食べるか」ということ位である。そして、その選択が一人ひとりの健康状態を決めて行く。つまり、自分の健康と生命は自分で守るということである。だが「選択」となると、自分の欲望、嗜好、執着、世間や学校で刷り込まれた科学的知見、医師や薬品会社の言い分などなどに振り回されて、何をどう食べるのかなど考えるのが面倒になりがちである。そうなると、これは第二の「心がまえ」または心の持ち方の問題となる。これは、この次に論じよう。
それが何であろうと、先ず心がけならないことは「心身ともに健康で、病気にならないこと」ではなかろうか?若いうちは、ともすると、自分が病気になるとか、死ぬとかについては余り考えず、心の命ずるままに食べ、飲み、活動し、精いっぱい生きていこうとする。そして、「健康管理」などということは心の片隅に追いやられているのでなかろうか?でも、人間、常に健康で元気でなければ何も成就出来ないのは明白の理である。無茶な生き方をしていれば、時を経ずして必ず病気になる。そして、それは時として「ガン」であったり、成人病と呼ばれる糖尿病や心臓まひであったりする。ガンなどの病気となると、普通の人は慌てて病院に駆けつけ、手術、化学療法、放射線治療、などと現代医学のお世話になるのが普通である。しばらくすると、医師から「はい、あなたの体内からガン細胞が消えました」という御託宣を頂く。しかしながら、非常に多くの場合、同時にあなたの免疫力・自然治癒力そのものが一連の対ガン治療で低下し、その御託宣の後間もなくこの世におさらばというケースが多い。
こう考えると、私たちは「生き方=健康管理」に対する認識を根本的に変える必要があることに思い至る。つまり、あなたが生きていく上で、どう生きていくのか、どうすればいつでも健康で、活動的でいられるかということを普段から考え、お医者さんや薬品のお世話にならずに済むかという「すべ」を身につけなければならないということである。
人が健康に生きていく上で留意しなければならないことは、少なくとも三つある。その一は、何をどうやって食べるかということである。その二は、普段どの様な「心がけ」で生活をしていくかということ、第三は身体を動かす努力をすることである。
こう並び立てると、案外簡単だなと思われるかも知れないが、実行となると迷いが出たり、「理性」や「科学的知見」が働いたり、執着や他人の意見に振り回されたりされ勝ちである。
先ず第一番目の食事について考えてみよう。私たちが毎日食べるものが生きて行くうえで不可欠であり、食べたものが体質や気質を形づくっていくことに関しては議論の余地はないであろう。つまり、お菓子や果物など甘いものや、水っぽいものが好きな人はいつの間にかぶくぶくと肥って、どちらかと言えば、ニコニコとしている。その反対に、肉類が好きな人は固太りで、非常に活動的であると同時に直情決行型の人が多い。そして多くの人は、肉類が好き、甘いものも好き、アルコール類もよく飲む、そして、健康維持のための乳製品や薬品類も多用している。つまり、現代人は心の命ずるままに飲み、かつ、食らいて老いていく。そして、引退の時期になると、アルツハイマーやパーキンソンなどという厄介な病と直面せざるを得なくなり、他人様のお世話になって余生を送る破目になる。これは自分が夢に描いた「楽しい人生」であろうか、それとも、無意識に楽しく過ごした日々の結果が「悲劇」として終わるのであろうか? この選択はあなた自身が手遅れになる前にしなければならない。
健康に生きようと思ったらそのための決意と努力が必要である。でもこれは大げさなことではない。一言でいえば、飲食に関しては必要な知識を仕入れ、生活を「ほどほど」にということにつきる。
日本という土地で生まれ、そこで、健康で満ち足りた生活を志すのなら、先ず私たちの食生活において、口に入れるものは、住んでいる場所(日本)で生産された「旬」のものと言うことである。そして、これは、パイナップルやバナナは食べない、冬にはナス、トマトやキュウリなど夏の野菜は頂かないということを意味する。そして、生産され、販売されている食品は無農薬、有機農法によるものが望ましい。主食は出来る限り、精白されない全粒の穀物、つまり、玄米、が最も望ましい。味噌や醤油は有機、国産の大豆を使って時間をかけて熟成されたものを選ぶ。大根やニンジンは根の部分だけではなく、葉の部分も頂くことが推奨される。工場で生産され、添加物だらけの食品、白砂糖を多用したケーキ類、動物性蛋白やアルコールの摂取はなるたけ減らす、食事に際しては腹いっぱい食べず、お腹が満腹する前の80%位でやめておく、口に入れた食物は、最低50回くらいは噛むと言ったことを実行すれば健康と長生きは約束される。つまり、日常の生活においては贅沢な食事をせず、栄養価の高いものだけを食べず、全てほどほどに、質素に食べようということである。当然のことながら、ファストフッドやジャンクフッドは避けた方がよい。
NPO2050の中国代表をしている孫若恒教授は今年97歳になる。彼は我々と共に山に登り、植林をし、現地の農民たちを指導しているバリバリの現役の方である。彼の食生活は「少食、質素、良く噛む」ことに徹していて、病気知らずである。
私たち人間は宇宙や自然環境からのエネルギーなどの影響を受けて生きている。これらに関しては余り選択の余地はなく、人間が選べるのは「何を毎日食べるか」ということ位である。そして、その選択が一人ひとりの健康状態を決めて行く。つまり、自分の健康と生命は自分で守るということである。だが「選択」となると、自分の欲望、嗜好、執着、世間や学校で刷り込まれた科学的知見、医師や薬品会社の言い分などなどに振り回されて、何をどう食べるのかなど考えるのが面倒になりがちである。そうなると、これは第二の「心がまえ」または心の持ち方の問題となる。これは、この次に論じよう。