最近よく尋ねられる質問は、「どうして2050は中国の緑化活動を支援するのか?今や世界第2の経済大国となった中国は自分でやれば良いだろう」というものです。これは、現在の中国政府の対日政策とか日本政府の中国対策が、そういう質問をする人の考え方や発言に影響を与えているような気がします。
2050は、「地球規模問題解決」を目標に設立されました。数ある「地球規模問題解決」の中から、1)大気温暖化防止、2)貧困削減、3)途上国女性の地位向上を取り上げて、関心を持つ者同士で問題解決を図ろうというもので、一国の政策に呼応するものではありませんし、政府が実施するプロジェクトを支援するものではありません。私たちが問題視するのは世界人類の将来、問題解決のための行動、人間の安全保障というものです。ですから、中国の黄土高原で2050が行っているプロジェクトは、世界の人々のため、日中両国の国民双方が、人類の将来を守るための努力をしているというものです。
2050の会員や、我々の活動に関心のある方々には、是非この点を理解して頂いて、人類の将来の為、世界の為に一肌脱いで頂きたいと熱望致します。
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