2016年5月17日火曜日

スリランカ貧困女性を支援しよう


        去る3月にスリランカに研修旅行を行った際に、ショックを受けたのは、この国で,女性が紅茶生産農園で安給料しかもらえず、彼女たちの生活環境は筆舌に尽くせぬほど劣悪だということでした。その上、紅茶生産に関して有機農法がどの程度実行されているのかは不明でした実際に、街中で「有機栽培によるお茶」を買うことは殆ど不可能で、私たちは漸く一軒の店を探しあてたのでした。
そこで、私たちがしなければならないのは、これらの女性たちや貧困農民が農薬や化学薬品に健康を蝕まれることがなく、皆で、茶園、家庭菜園で、健康に良い農産物を育て、相当の収入を確保し、更に生産した健康に役立つ農産物を市場で販売する手段を提供することです。そのため、2050としては、少額(100万円)のプロジェクトを立ち上げ、初期の活動のあとはすべて現地のNGOに引きついでもらおうという企画であります。
私たちの農法は、雑草の持つエネルギーを取り込んだ、500円銀貨大のセラミック陰陽一対を地中に埋めるか、又は、ドラム缶に、野草、米ぬかを混ぜ、マグカップ大のセラミック陰陽一対と水を加えて発酵させ、一週間ほどで液肥を作り、それを散布することで土壌微生物・土着菌の活性化を保証するものでもあります。さらに、もみ殻に牛糞、米ぬかを混ぜ、20日間ほど寝かせて堆肥をつくり、これを農園に漉き込むことで土壌微生物・土着菌の活性化を図ることもできます。これには農薬も化学肥料も一切使用しません。この「農法」は南部ラオスにおいて、すでにラオス政府によって強力に推進されています。その他、タイ、ネパール、中国でも農民たちによって導入されています。私たち3名の専門家を8月に1週間現地に派遣して液肥・堆肥製造のための研修行い、現地の信頼に値するNGOを選んでマイクロファイナンス方式を導入して、自主性・持続性を持つ活動を推進したいと願っております。
 以上のような状況から今まで放置されてきた気の毒な貧困女性のために募金をし、助けたいと願っています。そこで、2050は、今月からスリランカにおいて完全有機農法を普及するため、貧困女性救済為の100万円募金活動を行いたく存じます。 どうぞ、女性の地位向上に関心のある方、地球の将来を守りたい方、子どもたちに安心して住める地球を残したい方々は是非この募金活動にご協賛くださるようお願い致します。一口5,000円で、何口でも下記の口座にお払い込み下さるようお願い致します。
振込先  三菱東京UFJ銀行広尾支店 普通口座:特定非営利活動法人ニセンゴジュウ 理事長北谷勝秀  口座番号:0903814      
又は   郵便振替 口座番号:00190-4-669714           口座名:2050(ニセンゴジュウ)
皆様のご厚情・ご支援を心から感謝いたします。    理事長 北谷勝秀