2016年1月25日月曜日

新しい年を迎えて 

                                
 新年ななったと思っていたら、もう一月近く経ってしまった。全く、月日の経つのは早いものである。最近の異常気象に振り回され、地球の将来やこれからの環境問題を考えると、あまり楽観的な気分に浸ってはいられない。
でも、国際的にはパリのCOP21が曲がりなりにも合意を得たし、SDGsも発表された。
わが国では、ようやくの事で国連環境計画(UNEP)を支援するUNEP協会が11月に設立された。そうなると、いかに多くの異常気象や天変地異、様々な企業での不正があろうと、「ただ悲観していては駄目だ、なんとしても地球の将来だけは守ろう」と言う気分になる。これが私の新年の決意だ。三日坊主にならぬように気をつ
けなくては!
 
 先ず、先達・先人たちの(ゴルバチョフ氏、モーリス・ストロング氏、ワンガリマー
タイ女史など)ビジョンと情熱を思い起こし、彼らの意志を引継ぎ、地球と人類の将来を守るよう決意しよ
う。彼らが2000年6月に発表した「地球憲章」(Earth Charter)をひも解こう。
そして、今年は私たちの「行動の年」にしよう。
 
 実際、この地球は存亡の危機に直面している。私たちに傍観は最早許されない。
皆危機感を持って環境保全の為に立ち上がろう。なんでもいい、出来ることをや
ろう。それは、生活を切り詰めること、植林をすること、電力やエネルギーを得
るためにはもう温暖化ガスを放出する石油、石炭などに頼らずに、太陽光や風力
のような「再生可能エネルギー」に切り替えなければならないということだ。
環境NPOの活動に参加しよう。家庭で、学校で、職場で、何が出来るか、何をすべ
きか話し合ってほしい。そして、悔いの残らない生活をしよう。
 
 会員の皆様が危機感を持って環境問題に何らかの形で対処することを心から祈り、新年のご挨拶としたい。」