2015年12月29日火曜日

年の暮れを迎えて


 
皆様、今年も残すところは「後わずか」になりました。後に残るのはお正月。楽しく、明るい心で、お正月を祝いたいものです。

今年の暮れに飛び込んできたのはパリで開催されていたCOP21が締結し、一応加盟国全部が地球温暖化を防ぐために合意したというニュースでした。私はこの会議の成果に概して悲観的な期待感を持っていましたので、このニュースは私にとっては嬉しい驚きであり、明るいものでした。18年ぶりに二酸化炭素の排出を減らしていこうという世界の申し合わせですから!

第二のニュースは、日本に国連環境計画の活動を支援する団体(UNEP協会)が立ち上がったことです。この設立には相当な期間とエネルギーが費やされました。でも、関係者たち、特に宮内淳氏の設立に対する情熱とエネルギーには敬意を表したいと存じます。これから皆でこの協会の活動を見守り、支援して、日本政府が国際社会で地球の将来を守るリーダーシップを取るよう活発な意見と活動を展開して行きたく存じます。

異常気象が今のように頻発するようになったのも、この地球をここまで汚してしまったのも私たちです。今やこの地球は人類存亡の危機を迎えております。もう一刻の余裕もありません。その為、私たちは、子や孫の将来の為に今すぐ一肌も二肌も脱がねばなりませんし、後に続く世代の為にこの掛け替えのない地球を守る行動を起こさなければなりません。そこで、皆様、年が明けたら、二酸化炭素放出を減少するために自家用車の運転を大幅に減らす決意を致しませんか?バスや電車など公共交通機関を積極的に利用すれば、そして、自家用車をお互いに乗り合わせるようにすれば、実行可能です。石油や石炭などの化石燃料の代わりに太陽光・太陽熱、風力、水素などを利用して発電するよう働きかけましょう。社会的に少しでも影響力をお持ちの方は、政治家や官僚に対して、また、周りの人々に対して、ありとあらゆる公共の建物には、そして、設置可能な建物・家屋には太陽光パネルを設けて、自分たちの消費する電力は自給自足する努力をするように語り掛けていただけませんか?更に、政治家には、原子力発電は推進しないことや大気温暖化防止をすべてに優先して予算を組むことなどを要求しましょうよ。更に、お口に入れる食品には、肉類、砂糖類、乳製品、化学薬品を極力避け、有機農法の米・野菜を主とし、自分たちの命と地球を守る努力をする必要があります。その他に、植林を含めて、すべきこと、出来ることは山ほどあります。それが何であろうと皆で力をあわせて一歩踏み出すことが必要です。

皆で力を合わせて、地球の将来を守る努力を致しましょう。

2015年12月12日土曜日

世界平和


 

この世に完全無欠な人、欠点の無い人なんていないよね。人は誰でもそれぞれ長所・短所を持って精一杯生きようとしているのさ。だから、他人と比較して、自分が劣っているとか優れているとか決めるのは意味ないのさ。同時に、自分の考えや思想にそぐわない人を退けたり、糾弾したり、決めつけたりすることも無意味だと思う。それをすると、孤立と争いを助長するだけになってしまうから。

この世を構成している「足りない」人々がお互いに補い合って、助け合い、少しでも暮らしやすい世の中を作るような努力をすれば、そういう人たちの周りは友愛と信頼が生まれるのと違うだろうか?そしてそこに心のなごみが生まれ、「平和」のポケットが出来るだろう。

こういう風に考えれば、世界平和なんて簡単に実現できるよね。要は他人の価値観や考えを裁かず、金子みすずのように「みんな違ってみんな良い」と、あるがままに受け入れれば、あなたは世界の平和大使だよ。あなたの行くところに平和が生まれるのさ。

大切なのは「思いやり」と「分かち合い」だろう。私たちみたいに先進国でなに不自由のない生活をしている人々は少し生活を切り詰めて、途上国で貧困の為まともな生活や教育を受けられない人々の為に何かできるか考えようよ。それで思い出すのは昨年ノーベル平和賞を取ったマララさんの言葉:「世界で使っている戦費の8日分で、世界中の女性が一年間教育を受けられる」ということ。教育は人に希望と夢をもたらすのさ。だから、何にも増して大切だよね、特に女性にとってはね。

もう殺し合いは止めようよ。憎しみもテロも止めようよ。世界中の若い人たちに「生き甲斐」をもたせ、職を創りだし、それぞれが脅かされずに生きていける世界を作り出そうよ。案外簡単だよ。やろうよ。皆でその気になればね。